三宅義行日本協会会長がパワハラ隠蔽疑惑?理事会紛糾!

      2018/09/13

アマチュア競技団体に、またまたパワハラ疑惑が浮上した。メダル有力種目の一つである女子ウエートリフティングの選手が三宅義行日本協会会長によるパワーハラスメントを告発していたことが報道機関の取材で判明した。この報道を受け、協会は11日、近日中にコンプライアンス委員会で対応を協議する方針を示した。

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今度は女子重量挙げでパワハラか!

日本ウエイトリフティング協会会長で、女子日本代表監督を兼務する三宅義行氏(72)が3年前のパワハラ行為を隠蔽したという疑惑が持たれている。三宅氏は五輪の女子48キロ級で2大会連続メダル(ロンドン銀、リオ銅)を獲得した三宅宏実(32)の父親でもある。ロンドン、リオ五輪では娘の宏美と二人三脚でメダルを獲得したことで話題になった。その三宅会長が真相を問いただされた今月9月1日(土)の常務理事会は大紛糾したという。

9月1日に東京・渋谷区の岸記念体育会館で行われた協会常務理事会。
滞りなく進行していた会がにわかに不穏な空気に包まれたのは1人の常務理事の発言がきっかけだったという。
全ての議事が終了した直後、三宅会長によるパワハラ疑惑の真偽を問う発議があったのだ。
協会常務理事の古川令治氏が発議したらしい。

問題となったパワハラの告発文は、3年前に協会に提出されたものらしい。
告発したのは女子のトップ選手。

「俺にあいさつもないのか」と暴言を浴びせる!

そこには、三宅会長から受けた嫌がらせ(パワーハラスメント)が列挙されていた。その一例を挙げると「練習メニューが気に入らない」という理由でコップを投げつけられたり、合宿地である「ナショナルトレーニングセンター(NTC)から出て行け」と命じられたこともある。

さらにNTCの食堂で三宅会長にあいさつせずに食事を取ると、「俺にあいさつもないのか」と怒鳴られたことなどが記されていたという。

この文書の存在を明らかにした古川常務理事が三宅会長を問いただすと、告発文書の存在を認めたうえで、「選手のコーチが持参した。事務局長と専務理事と会長(本人)でそれを全部読んだ。(パワハラ行為が)いっぱい書いてありましたが、ほとんどが嘘だった。だから、パワハラはなかったと認定しました」と答えたという。

押し問答となり、理事会は紛糾。常務理事会は通常、午後4時から始まり、普通は2時間程度で終了するが、この時は結論が出ないまま午後8時過ぎまで4時間以上続いたという。

当日の常務理事会について協会に聞くと、担当者は「協会としてはコメント致しかねます」との返事だったらしい。

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「当事者の話を聞かないのは違法」「公平性に欠ける」疑惑隠蔽と主張

日刊ゲンダイの取材で、三宅会長を追及したのは、協会常務理事の古川令治氏であることが分かった。古川理事は元慶応大学ウエートリフティング部監督で、現在は公益社団法人・経済同友会の幹事を務めている人物。

その古川氏に話を聞くと、「三宅会長を筆頭に協会幹部がもみ消しを図ったと言わざるを得ません」と主張している。
協会の規定では、トラブルが生じた際には、まず訴え出た当事者の話を聞き、そのうえで倫理委員会を開いて、調査を行うと記されているんです。
今回の件では、会長以下、協会幹部数人が文書に目を通しただけで、本人にヒアリングすら行わずに『パワハラはなかった』と認定した。
これでは欠席裁判です。

ろくに調査もせずに終えたとするのは明らかに違法ですよ。
当日の常務理事会で、弁護士、会計士を入れた倫理委員会を開いて、改めて調査するように提案しましたが、三宅会長は『もう、終わった話だから』の一点張り。聞く耳すら持ちませんでした。

そもそも、パワハラはなかったと認定した協会の専務理事、事務局長、それに、告発文書を持参したコーチは全て、三宅会長の母校(法政大学)の後輩です。

大学の後輩ばかり集めてパワハラがなかったと結論付けるのは公平性に欠けます。
明らかな規約違反にもかかわらず、常務理事会では終わったことになっている。次回の理事会で改めて問題提起したいと思っていますと・・・

対応を誤れば解任か、辞任しかなくなる

レスリングにしろ、ボクシングにしろ、パワハラの当事者は対応を誤って後手を踏み、自らの首を絞めた揚げ句、最後は解任や辞任に追い込まれている。

同じアマチュア競技団体のトップとして同じ轍を踏まないためにも、三宅会長と協会は早急に公正に調査し、事実を明らかにする必要がある。

こうした経緯を経て日本ウエイトリフティング協会は近く、三宅義行会長による過去のパワハラ疑惑について「コンプライアンス委員会」を開くことにした。これは小宮山哲雄専務理事が11日、明らかにしたことで、12日にも行う同委員会で調査が必要か審議し、15日の理事会に報告される。

小宮山氏は「調査する方向にはなると思う」と述べている。
三宅氏のパワハラ行為を告発したのは日本代表経験のある女子選手(すでに現役を引退)の関係者達であるらしい。
告発があった15年8月、女子代表監督で副会長だった三宅氏と女子選手の指導者、所属先の社長、当時の前専務理事の4人が事実確認の話し合いを持ったらしい。

三宅氏によると、15年の話し合いでパワハラは否定したものの「もしそう捉えられたなら(選手に)おわびします」と伝えたという。

このような経緯だったので、「何もなかったので収まっている」(小宮山氏)形だが、1日の常務理事会で再び議題に上がった。
11日に一部報道されたことを受け、協会として対応を協議することにならざるを得なくなったのであろう。

9月1日の常務理事会で、古川常務理事から三宅氏のパワハラ行為の真偽を問う発議があったということを夕刊紙が報じているが、小宮山哲雄専務理事は「選手からはその後、3年間何もなかった。現時点でははっきりしたことは言えない」と語っている。協会としては、どうもこれで収まっているという判断だったらしい。15日にある理事会までに対応を決めるという。

どうして、こうもパワハラ行為がアマチュア競技団体に起こってしまうのか?

アマチュア競技団体自体が、狭い、閉鎖的な社会、組織である世界であり、旧態依然とした体質から抜け出せないでいる。こんな事ばかり起こしていると前途有望な選手の発掘と育成には貢献できまい。

過去に少々実績のある選手が役員に名を連ねたかと思っていると、いつの間にか独裁体制を作り上げてしまう。その間に自浄作用は全くと言っていいほど働かなくなる。どんなに実績があり、有能な指導者であっても長く組織の長に据えておくのは百害あって一利なしだな。

とにかく選手の方からパワハラの告発が多く提出される様になった事は喜ばしい限りだ。こういう事でも起こらないと組織や団体の改変はできないのだから

当面は選手が勇気を奮って告発を続けて行くしかあるまい。まぁ、中にはどうかなぁ?と思う告発もあるにはあるのだが・・・とにかく選手が声を上げる様になったのは大きな進歩だ!

マスコミの存在価値は、こういう時に発揮される。大いに真実を報道できるように頑張って矜持を示してほしい。

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